<サンプル誌>
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☆彡【 パチンコバラエティーマガジン 】☆彡
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_/_/ ★イッセーのあはは天国劇場★ _/_/
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☆☆☆ Vol.001 ☆☆☆
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☆<ごあいさつ>
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みなさま!初めまして!イッセー岡田です。
と、言っても、たいがー山本の<じゃんじゃんバリバリ稼いでや!!>を購読
されている読者の方には、お馴染みのイッセーで御座います。
ついにイッセーも出世しまして「独立」することと相成りました。でもね、
<じゃんバリ>からは出て行かないからね。
なんと言うんでしょうか、創作意欲がどんどん沸いてきまして<じゃんバリ>では
収集つかなくなってきましてね。
「じゃ、独自で発行すれば?」と、<じゃんバリ>のたいがーさんに言われてね。
どこまでやれるか判らないけど、お付き合い下さいね。
では、本日創刊!!★イッセーのあはは天国劇場★スタートです!!
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<ザ・パチバカ物語> 「花の東京パチパチ娘」第一章 作.イッセー岡田
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◇奔放初公開、今回は実験的に何とミュージカル仕立てで書いてみましたよん。
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この時炎天下の中歩いていてあまりにくそ暑かったのと、取引先との約束の時間待
ちのため、俺は東京は神田南口にあるパチンコ「ピッグジャンボ」というかなり大き
な店に入っていった。
パチンコを打つには時間的に少し短い気もするが、さりとて喫茶店でくだらない週
刊誌を読む気にもなれない。それにこの暑さには太った俺の体がホントに参ってしま
った。なんと言っても強烈な冷気でガンガン冷やしているパチンコ屋は俺にとって真
夏のオアシスだったのだ。
♪暑い夏ぅ歩いてたぁ太ったオレェ
♪パチンコ屋に入ってぇ涼んでたぁ
馬鹿な鼻歌歌いながら、まぁ、そんなわけでその店に入ったが、お決まりの音楽と
ジャラジャラ音とは違う、そう女の妙に甲高い笑い声が耳に入ったので、自然とその
声のする方へ歩いていくと、一人の女がキャーキャー笑いながらシムケンを打ってい
た。
「見て見て、これ、あはははは、あたーま、だって、あはははは」
透き通るような声にどんなに店内が喧しくても、その女の声は良く聞こえた。
「きゃーなにこれ、ははは変な叔父さんよ、変なお・じ・さ・ん、はははは、おもし
ろーい、ねぇ、ねぇ見てみてバカ殿だよ、今度は、あははははは」
もう何が出てきても面白いらしく、とにかく俺はその女の存在が妙に気になった。
その声の主はパチンコをしながら隣の女にしきりに話しかけている。
近くに寄って見ると、その女は淡いピンク系のドレスシャツに紺のタイトなミニス
カートをはいた、どちらかと言えばポッチャリとした女だった。スカートからすらっ
と伸びた美しい肉感的な脚線美に、俺は吹き出る汗をくたびれたハンカチで拭きなが
ら、しばし呆然と眺めていた。
すぐ近くまで行くとその女の香りがした。良い香りだ、何という香水なんだろう、そ
の心をくすぐる香りに、気が付くといつの間にか俺はふらふらと女の真後ろに立って
いた。
椅子を真横に向けて女は画面のリーチの状態を一生懸命隣の女に克明に説明してい
る。きっと友達同士で打ちに来ているのだろう。
「あはははは」とその女は良く笑う。10代の娘じゃあるまいし騒々しいやっちゃなと
思った時、突然その女が俺の方に振り向いた。
咄嗟のことにばつの悪そうな顔をして、俺はその場を立ち去ろうとした。
その女は目元の涼しげな彫りの深い顔立ちで、愛くるしい唇が俺を誘っているように
見えた。その女はこれ以上無いほどの魅惑的な笑顔を俺に向けて言った。
「こんにちは、お兄さん良かったら隣空いてますよぉ、どうぞどうぞ」
天真爛漫に言ってくれたのが心底嬉しくて「あ、どうもありがとう」と俺はごく自然
にタバコを置いて、この台を打つことにした。
♪派手なシャツ身につけたべっぴんさん
♪あなたに誘われて打ちましたぁ
吹き出る汗が次第に引いていき、今までのイヤな気分がこの女の存在ですっかり消
し飛んでいた。俺は気分良く3000円のカードを買ってきて早速打ち始めた。
◇◇◇ちっともミュウジカルらしくなくて、第二章へ続く◇◇◇
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<ザ・パチバカ物語> 「花の東京パチパチ娘」第二章 作.イッセー岡田
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◇美人のおねえさんの隣で打つって、ホント気持ちの良いもんですね、皆さん。
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実は俺は身長179cm、体重99kgの巨漢だ、悪く言えばデブと言うことになる。そう、
俺は自慢じゃないがデカイし、デブだし、おまけに大汗かきだし、この年になるまで
あまりモテたことは無い、特に夏は俺のような男には天敵だ。
女の隣に座ったのは良いが、大汗かいた俺の体はまた冷や汗を流し始めた。
少しでも俺が体を動かすだけで、その女のふくよかな二の腕や肩が、気の毒なこと
に、上着を脱いで汗でベタベタの俺の体臭をたっぷりと吸い込んだカッターシャツに
ぴったりとくっついてしまうからだ。
さぞ俺の体からは汗臭いイヤな臭いが、この女の鼻孔に届いているだろう。
以前地下鉄に乗ったときなんか、周囲の女子高生に「異臭がする」と大声で騒がれた
ことがあるぐらいだ、奴等なんか俺をまるでサリンのように言いやがった。
しかしあの時はホント参ったよなぁ。
「きっとこの子も、イヤな思いをしているんだろうなぁ」
そしてこの残暑の中、バカみたいに背広をビシッときている俺のような太った男に何
故この女は席をどうぞなどと言ったのだろう。実の所それが不思議だった。
「凄い汗ですね」女はニッコリ微笑みながら俺の方に体全体を向けて言った。
「あっ、あっっっ、ご、ご免なさい。俺太ってるから」
もう俺はすぐさま打つことを止めて逃げ出したくなった。
しかし女は不思議そうな顔をして、
「あっ、こちらこそご免なさい、なんかイヤな思いさせちったみたいで、私は全然
気になってないからね、だってこんなに暑いときは誰だって汗かくもの。」俺はもう
今上皿にある玉を全部打ち終わったら場所を変わろうと思った。
「ねぇ、やっぱりこんな時でもスーツって着なければならないんですか?」
「えっ、ええ、まぁ、馬鹿みたいでしょ、ね」俺はしどろもどろで応えた。
「大変なんですね、男の人って。わたしなんかこんなチャラチャラした服でいいんだ
もん、さっきここに入ったときね、あんまり暑かったからパンストね、トイレで脱い
できちゃった、あはは、凄いでしょ、あはははははは」
「いやぁ、そうですか、じゃ俺も暑くて仕方ないからパンツでも脱ごうかな」
言ってからなんと品のない受け答えか、この女に嫌われないかと心配したが、
「いゃぁあははははははははは、おもしろーい、ねえねえ、この人暑いからパンツ脱
ぐんだって、あはははははははははははは、もう駄目ダメダメダメぇー」
俺の放った北極熊でも逃げ出しそうな寒い冗談は幸い見事その女には受けたようで、
正直ほっとした。
しかしじっくりと見れば見るほどいい女だった、外見はもう文句無し、しかも明る
いし、親切だし、性格も滅茶苦茶良さそうだし、これほど美形の女ならもう大勢の男
達から毎日、いや毎時間、いやいや毎分毎秒かも知れない、顔を見る毎に声を掛けら
れて、食事や飲みに誘われて、そして間違いなくくどいぐらいにくどかれていること
だろう。俺はほんのちょっとの間でもこの美しく魅力的な女と隣同士に座れたことに
神に感謝した。
女は相変わらずケラケラと陽気に笑いながらパチンコを心から楽しんでいた。
◇◇◇今度こそミュージカルらしくするぞと、次号へ続く◇◇◇
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☆<あとがき>
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いかがでしたか?創刊号、楽しんでいただけましたか?
読者のみなさまからの御意見・御感想をお待ちしております!!
お返事は必ず致しますので、どんなことでもメールをいただければ幸いです。
では、次号まで <じゃんじゃんバリバリ稼いでや!!>
って、これってパクリやん…(爆)
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